5月 « 2013 « 玉川ブログ

5月2013

微小粒子状物質(PM2.5)に係る注意喚起の実施

本日(511日)は、PM2.5濃度が暫定指針(日平均値70μg/m3)を越えると予測されます。
玉川町でも予測されております!!

不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らすことが有効です。

部屋の換気や窓の開閉を必要最小限にし、外気の屋内への侵入をできるだけ少なくしてください。

呼吸器系や循環器系の疾患のある方、小児、高齢者の方は、体調に応じ慎重に行動してください。

詳しいことは、愛媛県のHPよりチェックください。

蒼社川へ鮎の放流

5月10日(金曜日)蒼社川漁業協同組合によるアユの放流が行われました。
小雨がぱらつくあいにくのお天気でしたが、鳥取県の日野川水系魚業協同組合からトラックで運ばれた200Kg、約35000匹の稚アユは元気に水槽で泳いでいました。

鴨部中村の蒼社川土手で、正岡組合長さんの挨拶のあといよいよ放流です。


トラックの水槽から大きなポリ水槽に移した稚アユを乗せた車は、鈍川の木地川上流に放流のため分かれて先行します。

一方、残ったトラックからは長くて太いホースが草むらの中を川まで伸ばされます。合図とともに水槽から一気に水と共に稚アユが川に流れ込みます。

次は船戸橋に移動です。
橋から川までかなりの高さがあり、又ホースから?と思いきや、なんとバケツからでした。と言っても橋の上から撒くわけではありません。
稚アユの入ったバケツを紐で吊るし、橋の上からゆっくりたぐり下し、川面んにつくと、くと紐を上手に使ってバケツをひっくり返します。
皆さんが欄干から川を覗きこみ稚アユを見守ってる姿は、(ちょっぴり失礼な言い方かもしれませんが)とてもほほえましかったです。
さて、次はもう一つ上流の長谷橋です。
ここも水面まではかなりの差があるのでホースでの放流です。
ここは、川底がきれいに見えるところで、今水槽から放流されたばかりのアユ達が早速ムレを作って、上流へそして又下流へと思う存分蒼社の流れを楽しんでるように見えました。

思わず橋の上から「はよ大きぃになりよ!」と声をかけました。

放流はこの後もどんどん上流に向かいます。

つななぎ橋、赤杖橋、石ケ内橋、渡瀬橋。

一方鈍川の木地川の方は、落合橋、牛追い橋、玉川橋、せせらぎ交流館、祓川、養魚場、上木地と放流していきました。

すべてが終わるまで3時間くらいの作業でした。蒼社川には鮎がたくさん泳いでいるおちうのは、、漁業組合の皆さんの、このようなご苦労があってこそなのかと、改めて感激しました。

今は5.6cmの稚アユも解禁になる7月には大きいので20cmくらいまで育つそうです。法界寺から下流は1ケ月早く6月1日が解禁だそうです。
秋祭りが終わるころに産卵のため下流に下る落アユまでの5ケ月ほど、大いに太公望を楽しませてくれることでしょう。

町内2つの小学校の生徒たちも524日には長谷橋の上で放流する予定だそうです。

清流・蒼社川。蒼社川では、漁業組合があり、現在235名の組合員さんがいます。
組合に入っていない方で、釣りを楽しみたい方は、年間4000円、投網は6000円の一年券が必要になります。詳しいことは、こちらのページか、蒼社川漁業組合までお問い合わせください。

「玉川ねっと」では、蒼社川で見られる川魚の図鑑も作っています。
子どもたちと、ご活用いただければとお思います。

中村の獅子・春祭りに向けて練習

512日(日)は、玉川では、春祭りです。
祭りは春と秋の2回あり、どちらかが賑やかです。
春祭りがにぎやかという村はたくさんあります。ここ鴨部中村もそうです。中村の獅子は、町内でも有名です。
祭りまであと4日となり、練習もだんだん熱がこもってきました。

練習は、まつりの1ヶ月前から週5日夜の19時半から始まります。
継ぎ獅子の子役、その家族など、獅子舞をする保存会の人たちの熱気が溢れ、集会場の外までリズミカルな太鼓の音が鳴り響いています。
継ぎ獅子が3本立つので、鴨部小学校1.2年の男の子3人が上に立って何度も何度も練習します。
必死で台を務めるお父さんを周りの人たちが支え、又かたずをのんで見守ります。
カメラを持つ手も震えるくらい緊張しました。
「上に上がってこわくない?」の問いには「ぜんぜん」の答えです。
今日は練習に来ていなかったのですが、三番叟(さんばそう)は2人の女の子舞いますが、これは中村の獅子舞だけだそうです。
継ぎ獅子の後は獅子舞の練習です。
先ほどまでの緊張した重々しい太鼓と違って、陽気なリズムに代わります。
その中に、一段と若い男子がいると思ったら、なんと高校生です。

鴨部小学校も、玉川中学校も伝統芸能を引き継ぐ授業があり、保存会の正岡さんが指導に当たっています。
そうして、小学校、中学校と教わった生徒が高校生になり、参加しているのです。
なんてすばらしい事でしょう。
しっかりと地元の伝統芸能が若者に受け継がれているんですね。
思わず拍手してしまいました。
現在、獅子保存会は24.5人だそうですが、このような若者がいて、又、今の子役の子供たちが受け継いで・・・
そして、何より地元の皆さんの温かい支援があるから続けられますと、自ら太鼓をたたいて参加している会長さんのお言葉でした。
皆さん、12日は是非この練習の成果を見に行ってくださいね。
嶋御門神社と豫中神社が1年交代で宮出しの順番を変えるそうで、今年は嶋御門神社から始まります。

嶋御門神社(中村下)祭典 8時開始。
宮出し 8時30分
御旅所祭典 9時開始
宮入り 18時
豫中神社(中村上) 祭典 10時30分開始
宮出し 11時
御旅所祭典 11時30分開始
宮入り 19時
以上が予定です。
豫中神社に行く前に、瑞鶴荘でもご披露するそうです。
そして豫中神社と廻っていきますのでどうか熱い拍手を送って下さい。

「玉川マップ」町内の学校へ

5月8日、玉川町内の学校に、できあがった「玉川マップ」を地域の教材のひとつとして、役立てていたくことができれば・・・という思いで、お届けに行きました。

九和小学校からは、すでにリクエストをいただいており、1番にお伺いしました。
リクエストは、職員室の先生方から出たそうです。

池内校長先生は、以前玉川中学校で教鞭を取られており、今年7年ぶりに玉川へ戻っていらっしゃいました。
「玉川マップ」は、写真とても美しいですね!と言っていただきました。
写真のことは、スタッフもよく聞きます。とても嬉しいです。

鴨部小学校は、いつも朝読書の時間にうかがっていますが、児童のみなさんも元気よく挨拶をしてくれました。
村上校長先生は、「140箇所も調査して、それをまとめるとなると、とてもお忙しかったでしょう」と労をねぎらってくださいました。
このマップづくりのきっかけとなった元玉川郵便局長の青井氏の「玉川ウォッチング」の経緯など、簡単にご説明させていただき、何十年か先に、この「玉川マップ」が、同じように玉川の小さな宝になってくれればという思いもお伝えしました。

最後は、玉川中学校です。
渡部校長先生は、町内の畑寺にお住まいですが、冊子の副題である「こんな玉川知らんかった」のとおり、知らないことがいっぱい掲載されていて、驚かれたそうです。
「サイトたちが、毎年自由研究をして、文化祭で発表するときのヒントが満載で、これはいいですね!」とおっしゃっていただき、少しでも中学生たちの役にたつことができれば、嬉しいことだと思いました。

玉川の子供たちが、自分たちのふるさとは玉川だと誇れるような町になってほしいと願わずにはいられませんでした。

ブルーベリーの花

今年は表年なのか、ブルーベリーの花やみかんの花がたくさんついています。
玉川の龍岡地域は、龍岡地区活性化推進協議会の特産品づくりで、10年あまり前からブルーベリーの栽培をしています。
今年は、たくさんの花芽がついています。
ハチもたくさん飛んでいます。
自然が美味しい町玉川の水と空気は最高です。
収穫は例年6月末くらいから始まります。