「伊予路(東予地方)のむかしばなし」展
8月4日から9月12日まで、朝倉ふるさと美術古墳館で「伊予寺路(東予地方)の昔話」展が開かれています。
8月29日玉川町内のボランティアグループ「おはなしクラブ玉手箱」が玉川の民話の紙芝居を読みに行きました。
当日は朝倉の小学生が30人ほど集まりました。
学芸員さんの挨拶のあと、朝倉の読み語り会の2人が「保田の権六」の紙芝居を読みました。
飢饉に襲われた時、翌年の収穫のために必死で種籾を守り、今のおいしい朝倉米の元を作った偉人のお話です。
次は、玉川の民話「神さんの投げた石」です。
仲の悪かった玉川の楢原山と高橋の権現山が力比べをして引き分け、仲良くなったお話です。
最後はやはり玉川に残る「はなかげ」さんです。
庄屋の家に入ったドロボーが、逃げている時に大きな岩に鼻をぶつけてなくなってしまいました。
可愛そうに思った村人が今でもお祀りをしている話です。
戦後の紙芝居屋さんが乗っていたようなレトロな自転車が用意され、拍子木と共に始まった民話に子供たちは釘づけになっていました。
又、飴細工や型抜きなども用意され、昔のお菓子を味わいました。
2013年9月2日| Category:玉川のニュース